私たちは長いあいだ、微生物の生態系に抱かれ、

体内環境の管理を手伝わせるように微生物との関係を調整して生きてきた。これを認識することが、

人間、植物、動物の健康を実現する新しい計画の根本だ。

人類は、地球上に誕生してからの数十万年のうち九五パーセント以上を、自然の中で過ごしてきた。

野生の食べ物を狩猟採集し、新しい環境の中を移動することで、私たちは体内外を覆う微生物と接触を持った。微生物に絶えずさらされて、免疫系は鍛えられ、調整された。

それから、地球の歴史から見ればほんの一瞬で、私たちは森を伐採し、野原を汚染し、地面を舗装し、かつてマイクロバイオームをもたらした自然の蓄えを枯渇させた。進化の時間ではごくわずかなあいだに、幾世代もかけて築きあげた協力体制を一からやり直しだした。

—『土と内臓』デイビッド・モントゴメリー, アン・ビクレー著

本末顛倒な笑い話、

樹齢300年のブナの森を伐採して風力発電を行う

東京電力とトヨタが出資している会社、

ユーラスエナジーホールディングス

ーhttps://www.eurus-energy.com/

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https://www.asahi.com/articles/ASQ6T45M0Q66UTIL046.html

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