大観山のレストランから、
各自の車でターンパイクをくだり、
横道を入ります。

長靴に履き替え、山に入っていきます。
木こりさんの飼い犬の柴犬のテンションがどんどん上がっていきます。
遠くにチェーンソーの音‼︎

初めて感じる伐採の音、匂い、気配、
木こりの方が自分の手先のようにチェーンソーを使い、
いよいよ倒れる瞬間です。
メキメキっと音を立て、どーーんと地面に倒れた時の振動は、
命をいただいたと感じました。
何かの余韻があり、皆シーンと黙ってしまいました。

伐採した後の木を運ぶ1500万もする、
積載車が通るため、作業道を作っているそうです。
まず伐採、整地、その後石を転圧して完成、石が無いと雨ですぐぬかるんでしまい、
使えないとのこと。
ただ道を作ると言っても等高線をみながら作っても降って、上がってというふうに効率が悪くなる道を間違えて作ってしまうこともあるそうです。
実際その道も通ってみると、確かに効率が悪い、、、
湯河原市が所有している、間伐がある程度できている、山の部分、
と東急時代何もしていなかった山の見比べました。
何もしていなかった山の木は根っこが見えていて、
まるで歯槽膿漏のようです。

伐採した後の根っこは搬出する費用と用途のコストが合わないため、
そのままになっています。
活用方法模索してみようと思いました。

尾根はハイキングコースになります。
降って行くと真鶴までいけるそうです。
当たり前だけど山と海は繋がっていて、
あらためて「森が海を作る」と再認識。

最後に伐採した丸太をトラックに積み込む作業をみて解散です。
やはりこのままではいけない。。。

完成した作業道

歯槽膿漏状態

手入れのされた湯河原市の森

ドイツ製1500万の木を運び出す特殊車両

つくること つなぐこと つむぐこと