自分の子供に買った絵本で、
葉祥明さんの「森が海を作る」を読んでから、
ずーっと日本の木を使って仕事をしたいと思っていました。
北海道や岐阜の材木屋さんに伺い、
国産材を使って家や家具を使いたいお話をしましたが、
弊社の様な小さな会社では取扱える量が限られているので、
中々具体的な話になりませんでした。
ご縁があった税理士(税理士法人リライト)さん達とお気に入りの場所、
粥茶屋「写楽」でこんなお話をしていたら、
私のお客様で箱根ターンパイクの山を購入して、
林業を行っている方がいます。
ご紹介するので是非会ってください。
それから約3週間後、
スタッフみんなでターンパイクへ、
大観山の駐車場でbioフォレステーションの方達と待ち合わせ。
bioフォレステーションの近藤さんから、
所有する山の地図を見ながら、
講義を受けました。
近藤さんが購入する前は東急電鉄が所有していて、
第2次世界大戦の時、
国に接収され皆伐された木がガダルカナル島の空港建設に使われたこと。
敗戦して帰国した兵士がこの山に檜と杉を植樹して、
約70年経って切り時だが手入れを怠っていたため、
状態がよくないこと。
実はこの山は神奈川県の水資源であり、
僕等が支払っている水道料金の中にある、
補助金で事業を行っていること、
その補助金が平成32年で打ち切られること。
普段バイクで通っていた山が、
全く違うものに感じました。
このままではいけない。。。
次回は実際に山の中に入ってからの話をします。